今年のパリ・オリンピックで、「無課金おじさん」なる人物が話題になっています。
その「無課金おじさん」と呼ばれているのが、射撃競技で銀メダルを獲得した、トルコ出身のユスフ・ディケッチ選手です。
射撃競技では通常、多くの選手がゴーグルや耳当てなどの装備をするのですが、ユスフ・ディケッチ選手はほぼ無装備で競技に出場しました。
このため、装備にお金をかけていないことから、「無課金おじさん」というあだ名がついたようです。
そんな「無課金おじさん」のユスフ・ディケッチ選手ですが、経歴がすごいと話題になっています。
とっても気になりますよね?
そこで今回のこの記事では、
無課金おじさんのキャリアがヤバい!
に迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう!
無課金おじさんのキャリアがヤバい!
パリ・オリンピックの射撃競技にて、「無課金おじさん」とのあだ名をつけられたユスフ・ディケッチ選手。
ネットでは、その無課金な(装備にお金をかけていない)姿が話題になっています。
通常、射撃競技では多くの選手がゴーグルや耳当てなどを使用するのですが、パリオリンピックでのユスフ・ディケッチ選手はほぼ無装備状態でした。
では、その時の競技の様子を動画で確認してみましょう!
右側にいるのが、ユスフ・ディケッチ選手です。
左側にいる選手は射撃用のメガネや耳当てを使用していますが、ユスフ・ディケッチ選手は普通のメガネをかけていますね。
耳には普通の耳栓をしているようです。
過去には、審判から装備をつけるように注意されたこともあるようですが、ユスフ・ディケッチ選手は色々と言い訳をして無装備を貫いているようです。
ユスフ・ディケッチ選手は、どうして無装備のスタンスを貫いているのでしょうか?
調べてみたところ、ユスフ・ディケッチ選手が無装備なのは、どうやら彼のキャリアと関係しているようです。
ユスフ・ディケッチ選手の経歴は?
ユスフ・ディケッチ選手は退役軍人であり、かつては憲兵隊に所属していたようです。
軍人であれば、ゴーグルや耳当てなどない状態で訓練しているのでしょうから、それらが不必要というのも納得がいきますね。
ユスフ・ディケッチ選手は、1973年生まれ。
高校卒業後に憲兵学校を出て、下士官として勤務します。
その後、また憲兵学校に入って軍曹として卒業し、2000年に憲兵隊のスポーツクラブに配属されたようです。
ユスフ・ディケッチ選手の射撃歴は?
ユスフ・ディケッチ選手が、競技射撃を始めたのは、2001年頃のようです。
その5年後(2006年)、ノルウェーで開催されたCISM軍事世界選手権で世界新記録を出します。
そして、2012年にはバンコクで開催されたISSFワールドカップで銅メダルを獲得し、同年にはロンドンオリンピックにも出場されます(この時はメダルは獲得せず)。
2013年には、クロアチアで開催された欧州射撃選手権にて、2つの種目で金メダル、1つの種目で銀メダルを獲得されています。
2021年に開催された同選手権では、1つの種目で銅メダルを獲得されています。
現在、ユスフ・ディケッチ選手の射撃歴は20年を超えていますが、これまでの数々の業績は素晴らしいですね。
まとめ!
今回は、パリ・オリンピックの「無課金おじさん」ことユスフ・ディケッチ選手についてお伝えしてきました。
ユスフ・ディケッチ選手は、元軍人で競技射撃歴は20年のベテランでした。
これまでに国内外の大会に出場し、数々のメダルを獲得されたようです。
これからの活躍も注目されそうですね。
それでは、ありがとうございました!
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